小野寺 榮 展
本日より、岩出山で地域に根ざした創作活動をしている小野寺 榮氏の展示を行っています。
小野寺氏は河北新聞に3年間8コママンガを掲載したり、岩出山小学校の校章のデザインを手がけたりと本当に表現の幅の広い作家さんですが、今回は 第55回河北美術展で丸光賞を受賞した「冬の工事現場」を初め、油彩、水彩、版画など20点を展示しています。
本日より、岩出山で地域に根ざした創作活動をしている小野寺 榮氏の展示を行っています。
小野寺氏は河北新聞に3年間8コママンガを掲載したり、岩出山小学校の校章のデザインを手がけたりと本当に表現の幅の広い作家さんですが、今回は 第55回河北美術展で丸光賞を受賞した「冬の工事現場」を初め、油彩、水彩、版画など20点を展示しています。
今回はスペースアンドサウンドのメンテナンスでdNAの市川さん、結城さん、藤乃家さんに来ていただきました。 実は去年の7月からスペースアンドサウンドの音が、藤乃家さんの”gold leaf “というアルバムでも使用されている花火の音を取り入れたものになっていたのですが、リピーターの皆さんはお気付きでしたでしょうか?
今回のメンテナンスではまた音響が変更されているので、ご案内する側としてもお客さんの反応がどう変化するのか楽しみです。
あたたかい地方では桜(ソメイヨシノ)の花も開く頃でしょうか。この季節、思い出す和歌があります。
いにしへの奈良の都の八重ざくら けふ九重に匂ひぬるかな(伊勢大輔)
簡単に説明しますと、「かつて奈良の都(平城京)に咲いていた八重桜が、今日は京(平安京)の九重(宮中)で匂っているよ」というような意味になるでしょうか。
1月17日から始まりました「第4回1000の小箱展」ですが、会期は、残すところあとわずか。2ヶ月というのは、あっというまですね。
このブログを読んで下さっている方の中には、「作品の写真を見てみたい!」と思っている方もいらっしゃるかもしれませんね。そう思っていただけているのなら、それは嬉しいことです。
でも、このブログには、あえて作品の写真を掲載しておりません。というのも、作られた作品だけがアート、というわけではなく……
作者の方が作品を作ってミュージアムへ送って下さる→ミュージアムではそれを引出しの中に「展示」する→来館して下さったお客様が引出しを開けて鑑賞する……という一連の流れによって、「1000の小箱展」がアートとして完成するのではないかな、と考えるからです。
会期は3月15日まで。ぜひ、感覚ミュージアムにご来館のうえ、「1000の小箱展」というアートにご参加下さい。
P.S.当館の引出しのギャラリーは、常設展示です。「1000の小箱展」が終わっても、第1回から第3回までに寄せられた作品も合わせ、入れ替えながら展示していく予定となっております。展覧会が終わったら、引出しのギャラリーは見られなくなるの? というお問合せをいただくことがありますが、安心してミュージアムにお出かけ下さい。
感覚ミュージアムの展示作品は、ほとんどが実際に作品に触れて体験し、しかも常設してあるものばかりなので、年に何回か作家さんがメンテナンスに来ます。
今回はfuwapica制作者の1人、八木澤さんに来て頂きました。