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先日、創作楽器の作者、多田広巳さん考案の、「いや、は～い」という不思議な音色の笛、イヤハーイ笛を作るワークショップを「遊びのあとりえ　ワンダーランド」の田村さんと瀬戸さんを講師に迎えて行いました。

↑これがイヤハーイ笛

小刀を使って作業しますので、緊張したり、体が硬くなっていると、思わぬケガをしてしまうかもしれません。初めに自己紹介と準備体操で心と体の緊張をほぐしてから作業に取り掛かりました。

まずは、講師の方があらかじめ、空気を吹き込む為の穴を開けておいた四角い木材を、小刀で自分のふきやすい形に削って、紙やすりで形を整えていきます。ここで手を抜くと、吹いているうちに口が痛くなってしまいますので、一生懸命、丸みをつけてけずります。

次に作るのはこの笛の心臓部。この部分は斜めに切った細い竹に、空気を振動させるための紙の弁を貼り付けて、ふいたときにちゃんと音が出れば完成なのですが、微妙な弁の調整や、竹を削る細かい作業などに皆さん苦戦していた模様。でも、講師の方にも手伝ってもらい、なんとか音が出ると自然とニンマリ。難しかった分、出来たときの感動は皆さん大きかったようです。これを三本作って、最初にけずった木材に差しこんで、仕上げにマイ・笛の目印になるように、オリジナルの焼印を入れて完成です！

完成後は講師の方が太鼓でリズムを取り、参加者全員、自分の笛を「いや、は～い」と鳴らして大盛り上がり。夏の楽しいワークショップでした。