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2010.07
香りのワークショップ
先日「香りの文化 -日本そして岩出山-」が開講されました。 まずは、パフュームデザイナーであり、当館の香りを担当されました吉武利文氏による、「香りの文化」の講話がありました。
伊達政宗が仙台に居城を移す前に住んでいたのが、当館があります岩出山なので、伊達家に関する香りの話も聞くことができたのが、大変興味深かったです。
講話の後は実技になります。 石けんだけを作る予定が、急遽オリジナルエッセンスも作ることになりました。
3種類のレシピ(リフレッシュ、リラックス、森林浴)から1種類選び制作します。
ピペットの使い方の練習をしていますが、見つめる目は真剣そのもの。
エッセンスを数種類混ぜて作りました。
その後は明治時代の石けんの香りの処方をもとに石けんを制作しました。
石けんの素地にエッセンスを入れます。特徴的なのが、黒文字のエッセンスを入れること。 皆さん苦労しながらも、型を使い星やハートなどの形を作ったり、四角くまとめて石けんの形にしている方もいらっしゃいました。
皆さんが笑顔で粘土をこねているように制作されている姿が印象的でした。
とても良い香りの中で行ったワークショップは、大変心地の良いものでした。