おいしい紅茶のためのワークショップ
6月15日(土)の午後と、16日(日)の午前に、
「おいしい紅茶のためのワークショップ」を開催しました。
今回の紅茶ワークショップのテーマは、「三大銘茶」。
インドのダージリン、スリランカのウバ、中国のキームン……
この3つのお茶は、主に日本国内で、「世界三大銘茶」と言われています。
(キームンは、キーマン、キーモンとも表記されることがあります。)
ワークショップでは、この3種類のお茶を、
見比べ、嗅ぎ比べ、飲み比べてみました。
まず、紅茶を淹れるときは、少し高めの位置から
ポットにお湯を注ぎます。
そうすることで、お湯の中を茶葉がよく動き、香りと風味が出てきます。
このときの茶葉の動きを、ジャンピングと言います。
おいしい紅茶を淹れるためには、このジャンピングが重要。
茶葉も、淹れてからの紅茶も、よく観察し、香りを確かめ、味わって、
その特徴をメモしていきます。
1種類ずつ飲んでいくごとに、参加者の方から、
「先に飲んだものと、全然違う!」との声があがります。
それぞれを並べてみると、違いがはっきり分かります。
3種類を飲み比べたあとは、いちばん気に入った1種類を選び、
自分で淹れて、お菓子と一緒にティータイム♪
ちなみに、今回のワークショップで人気だったお茶は、キームンでした。
その名前を聞くのは、このワークショップが初めて、
という方が多かったキームンでしたが、
「渋みが感じられず飲みやすい」「日本のお茶に少し似ているかも」という
感想が聞かれました。
お菓子は、ご近所のパン屋さん、ひとつぶ堂さんに作っていただいた、
フルーツのケーキと、ナッツのビスコッティ。
おいしいお菓子は、紅茶をよりいっそうおいしくしてくれます。
ひとつぶ堂さん、どうもありがとうございました。
さて、今回のテーマは「三大銘茶」でしたが、
おいしい紅茶は他にもたくさんありますし、
ダージリン紅茶でも、収穫の時期により香りや風味が違います。
いつかまた、何種類かの紅茶を飲み比べるワークショップを
開催できたらいいな、と思っています。
今回ご参加下さった皆さま、天気の悪い中を集まっていただき、
誠にありがとうございました。