BLOG

臨床美術体験ワークショップを行いました。
今回のアートプログラムは「サツマイモの量感画」です。

まずはたくさんあるサツマイモの中から、お気に入りのものを選びます。


選んだサツマイモを見て、触って、匂いをかいで、味わって、十分にサツマイモを感じます。
（この工程がとても重要です。）

そして描き始めます。


ぐるぐるとサツマイモを成長させるように描き、色を混ぜ、サツマイモの中身を表現します。

初めのうちは躊躇される方が多いのですが、
皆さん躊躇なく色を重ね、指でこすり混色を楽しまれていました。

こちらの方は暖色系の色を多く使い、サツマイモの中身を表現しています。甘くて美味しそうです。

さらに皮の色を塗っていきます。


どちらも混色が美しいです。

そして切り抜いてみると、

「サツマイモだ！」と皆さん予想を上回る仕上がりに驚かれていました。

さらにここから台紙に貼り装飾を加えて完成となります。

一部ですが、こちらが完成した作品です。

どれも本物のサツマイモよりもサツマイモらしい、生命力を感じる作品となりました。

終了後、作品と共にモデルのサツマイモもお持ち帰りいただいきました。
「大学芋に！」「天ぷらに！」など美味しそうな会話も聞こえていたので、
きっと皆様作品を見ながら美味しく頂いたのではないでしょうか。

最後に、参加者の方からもご質問をいただいた、
臨床美術体験ワークショップの今後の開催予定についてです。

臨床美術体験ワークショップは来年度以降、プログラムを変え複数回の開催を予定しております。
詳細はまだ決まっておりませんので、決まりましたらＨＰなどでお知らせいたします。
今回や以前に体験された方も是非またご参加ください。もちろん、初めての方も歓迎しております。

＊「臨床美術」及び「臨床美術士」は、日本における（株）芸術造形研究所の登録商標です。