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塩ビ管太鼓


27日に感覚ミュージアムの広場で塩ビ管から太鼓を作るワークショップを開催しました。


講師はアフリカン・ジンベ工房の由木尾さん。上の写真のどデカイ塩ビ管を使って太鼓を作ります。太鼓を作る前にアフリカの人たちの太鼓に対する思いや風習などの興味深い話を聞かせていただきました。遠出をする太鼓が餓死しないように太鼓を作ったシャーマン?(うろ覚えです)が弁当を持たせた話なんかも面白かったのですが、僕が一番気になったのは「一人で仕事をすることは良くない」という西アフリカの諺。一人で仕事をしているとセニタという悪霊が取り付き、人と関わるのが嫌になって引きこもりになるらしい。僕も一人で一日中パソコンに向って仕事をしてたりするとくさくさしてくるのであれがセニタか、と妙に納得。


さて、太鼓作りはいきなり仕上げの写真なので、すでに塩ビ管には見えません。立派な太鼓です。布を貼っただけでけっこう達成感があったのですが、パーツを作って取り付けていくともう一人前の職人になったような気がしてきます。ここから紐で皮にテンションをかけて音を調節していきますがここが一番大変でした。


みんな自分ではちゃんと皮を張りきれなかったので由木尾さんに最後だけ手伝ってもらいます。やっぱり一人前の職人になった気がしただけでした。


そして完成です!!結構大変な作業だったので最初から愛着が湧きます。最後は完成した太鼓を使って小一時間ほど参加者全員でセッション。秋空の下気持ちのいいワークショップでした。

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