③ dqpb version 6
(スペースアンドサウンド)

変化する聴感上の建物（dynamic phonic building）を表現します。 体験者は展示室中央で手と腕を動かすことによって、３次元立体音源の位置をリアルタイムに操作することができます。展示室内は球体を基準としたバーチャルな建物の内部に対応し、さまざまな形に変形します。体験者の動かせる音源はこの建物の形によって移動範囲が制限されます。聴覚に頼りながら体を動かし、３次元（立体）＋１（時間）＝４重（quadruple）の建物（phonic building）を体験することができます。

体験方法

※30分ごとに係員が展示室内にご案内します。
▼展示室内のモニターにはこの部屋にある目には見えない建物が映し出されています。▼部屋の中心に正面を向いて立ち、モニター上の自分の影の手に色の付いた音の軌道が現れた状態のときに、手を向けた方向へ音を移動させることができます。この音の操作は同時に4人まで行うことができます。 ▼音は建物から出ることができず、目に見えない建物の壁に触れた際に音を発生させます。この音は建物の中心から壁が離れるほど小さくなり、一番大きな形状である球体では壁に触れても音は発生しません。音の出る位置を探ることで、その建物の立体的な形状を把握することができます。▼建物の形状は音を操作している全員が両手でＶサインを作ることで変えることができます。Ｖサインが正しく感知されると手に丸が出ますので、丸が出たらその位置をキープしていてください。感知されにくい時にはモニター側に近づいてください。